第11回公演「桜の園の裏の園」

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第11回公演「桜の園の裏の園」
配役が決定しました。

【登場人物……配役】
・ロパーヒン(男)……別役慎司
・ワーリャ(女)……水地優子
・アーニャ(女)……八日市紋子
・トロフィーモフ(男)……井上健一
・エピホードフ(男)……廣井憲
・ドゥニャーシャ(女)……加治みなみ/小湊由貴
・シャルロッタ(女)……坂井貴子
・ヤーシャ(男)……松永隼
・郵便局員(男)……梶健太

ドゥニャーシャ役の二人はVANZ Entertainmentからです。
10/1に突然オーディションの知らせを受け、10/2&3の開催にも関わらず
9名も参加いたしました。VANZの女性陣の半分以上です。
皆やる気と情熱があり、一人を選ぶのは難しく、二人選出しました。
ダブルキャストになります。

それからアクティングスクール生のアンダースタディの申し込みが少なくがっかりしました。
どうも勘違いしている人が多いようですが、アンダースタディというのは単なるおまけではありません。
出演が出来なくても、出演できないからこそ、裏方で公演を支えたり、出演者から技を盗んだりするんです。
あわよくば役をつかみ取ろうと出演者にプレッシャーを与えながら、どんどん学んで、次のチャンスには役を掴もうとするんです。
元々はそういう立場なのです。
STONEψWINGSはそこまでの情熱を持った人がいないのか、過去にアンダースタディについた人の中でも、ただたまに見学に来て、お手伝いをして、すこしばかし予算の足しになっているだけの存在に成り下がっています。なんにもアピールをしてこない。

どん欲さがないんです。どん欲さがないから役も得られない。
実力が足りないんなら、どうして実力をつけようとしないのか?
声をかけてもらえないなら、どうしてアピールをしようとしないのか?

ある人は、すぐにアンダースタディの申し込みをしたことで声がかかって役に昇格しました。
ある人は、前回選ばれなかったけれど、それから行動で示し続けて今回即決で役を掴みました。
ある人は、オーディションとしては不合格だけど情熱をアピールして役を掴みました。

競争は好きではないけれども、競争のある場には情熱があります。
競争が生じないということは、情熱が欠けているのかもしれません。
そういう意味で、すぐに競争になったVANZは情熱を持った人が多いということです。

何百人もの成功者を20年間研究した成功哲学の権威ナポレオン・ヒルは、「成功者は皆情熱を持っていた」といっています。

別役

1コメント

  1. ドモ♪たった今「~裏の園」読了いたしました!感想は明かさずにおくとして(笑)とにかく原典を知ってる人にも知らない人にも楽しんでいただけるような舞台にしたいですね!
    特に私は?!かなりハードル高いですが(苦笑)とにかく皆を感じ、皆の言葉に耳を傾けてガンバっていきマス!
    私が演じるエピホードフはモスクワ芸術座による「桜の園」初演で、芸術座きっての名優モスクヴィンが演じた役!先人の名を汚さぬよう、そしてかろうじて「情熱」しかない私に再四(笑)舞台に立つ機会を与えてくれた先生に報いるためにも、これから必死に取り組んでいきたいです!

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