映像演技 フィナーレ!

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お疲れ様です皆様!スクール生の矢野です!

今日のアドヴァンスクラスでは、映像演技の最終回として、実際にいくつかショットを撮ってそれを繋ぎ合わせてワンシーンを作るというのを、制作過程まで目の前で実演してもらいながら、やりました!

設定は、Aのいる場所に、Bが緊張した面持ちでクリスマスプレゼントを持って来る。Aがプレゼントを開けて、中を見て喜ぶ。ほっとしたB。Aのプレゼントを待つB。プレゼントを用意してないA。

という設定です。今回は、Aが彼女だと勘違いしているBと、全くクリスマスを忘れていたAという設定で演じました。

その設定の中で、①全体ショット②Aのミドルショット(胸から上のショット)or3/4ショット(膝から上のショット) ③Aのクローサーショット(首から上)④Bのミドルショットor3/4ショット ⑤Bのクローサーショットorエクストリームクローサーショット(顔の一部分)の5つの素材を5回かけて撮って後で繋ぎ合わせます。

実際に演じてみた感覚としては、結構出来たと思っていても、編集をしてみると、欲しい表情が取れていなかったり、毎回同じ動きをしていないが故に繋がりにくかったりして、編集するに際して適した演技が映像では求められるのだと知りました。

次に、三人で忘年会をする。住職をしている友達に気を使ってクリスマスプレゼントを用意してなかったAとB、住職を目指しているけどクリスマスパーティーがやりたくて仕方ないC。という設定で長回しのショットを三つ繋げて演じました。

これはひたすらに楽しかった記憶しかありませんが、ここでも如何に魅力的な表情をカメラに向けるかということを考えて、やりました。

全部通して学んだのはクローサーショットにおいて、下を見る時は、頭を下げずに、目のちょっとした視線の変化で下を向いてるように見せれば、顔をカメラに向けたままなので表情も伝わるし表現としても効果的、というように春のPaulの映像WSで学んだような映像演技ならではの演じ方と、編集を目の前で実演してもらうことによって知った毎回のショットで同じ演技を繰り返す重要性でした。使えないショットがいっぱいあったので、全部使えるショットを生み出せる役者でありたいなあと思いました。私は明日から帰省するのでまた次ブログを書くのは来年になりますね。

良いお年を!!(早いかも)