All’s well that ends well.(アドヴァンスクラス12/2)

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どうもこんにちわ、久々のクラスの投稿になる気がします、イソヤマです。
今回はアドヴァンスクラスです。
最近のアドヴァンスは映像演技に取り組んでいます。
今日は、サイレントでのワンシーン、そしてペアでのエチュードでのワンシーンをやりました。
サイレントでのワンシーンは出張で泊まった旅館で酒を飲んでいると怪奇現象が起こるという内容です。
細かいシチュエーションは自分で考えます。どのくらいの長さが適切か、どういう角度から撮って欲しいかも考えます。
映像演技を取り組むのはポールのWS以降では今年は初めてだと思います。映像は舞台と違う点もいくつかあるのでそこにも注意していく必要があります。
例えば、時間です。舞台での演技は極端に間をとったり、動きを遅くするというようなことはあまりないですが、カメラの前の演技であると、実際の時間より1.2倍くらい遅いぐらいで、見たときちょうど良い演技になるのでそういった調整や見せ方が変わるというところがあります。
(話を戻して、)このお題の難しさは、やはり恐怖への反応です。わかっていることに対して、どうやってそれを本当に感じとり恐れる演技を引き起こすかという点に加え、映像では全身が映るとは限らないので、顔だけでそれを表現するなどの技術も必要となります。(もちろん、それを内面では真に感じているのは前提ですが。)
実際にやって見て、それを自分たちで確認して、ここは間をとった方が良いとか段階をもっと細かくして反応した方が良いとか、逆に細かく動きすぎなので余計な動きは省略した方がいいとかそういうことを学び合いました。
後半はセリフも入れてのペアでのワンシーンです。
ここでは、伝説のメイサク、「研究室」シリーズの第0話が生まれましたw
お題としては「食事をしながらビジネスの話をする」というものです。二つのことを同時に行うというシーンです。
僕たちが生み出してしまったメイサクの設定については以下の感じです。
#「研究室」シリーズ
日本の大学に海外から留学している学生三人が”ビックデータを使った画期的なカレーのルーを選び出すシステム”を作り出し、それを使って起業、そしてビジネスを行って成功?していくという物語。
主要登場人物
・ヤン・ツジ・ジュウショク
マレーシア人、ムードメーカー、お調子者で、人の話を聞かないところがある。
・アブドゥル・ムハンマド
バングラディシュ人、アイディアメーカー的な立ち回り、マックが大好き。好きなマックは照り焼きマックセット。
・サディール
パキスタン人、エンジニアで天才。システムの大元の発想を考えた。変わり者で神経質なところがある。
アメリカのフルハウスを思い浮かべるような、がっつりのホームドラマコメディ?ができました。(この動画は前回の日誌に張ってあるやつです)
他にも、寿司を食べ過ぎた人類に復讐しにきた魚と戦う超能力者たちというすごくB級映画のようなシーンも生まれました。
そして次のお題は「犬を散歩しているもの同士が公園でしゃべりしているが犬同士は威嚇している」というもので、これは上半身のみ、下半身のみ、全体、犬視点の四つでのカメラアングルから撮る形で、どういう演技ができるのか、どういうやり方が効果的なのかを実験していきました。
犬がどう動いているのか、互いのやりたいことはなんなのか、フレームから外れないことを意識しつつ、コミュニケーションして、カメラに魅せつつ、ということをどこまでやれるのかというのは難しいところで、やった後もう一度撮りたい、撮り直したいという気持ちになりました。
そんなこんなでこれからももうしばらく映像演技は続いていく予定です。
ということで今回はこの辺で。
এখন তাহলে আসি!