温泉へいこうぜ

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どうもこんにちわイソヤマです。
11月の終わりにスクールの野郎連中三人組で箱根まで小旅行に行ってきました。

元々はヨザ氏が「温泉に行きたい」といいだしたことから始まり、急遽宿を探し、計画をたて、半ば強行というような形で行ってきました。
これが今回のために作った旅のしおりです。
力を入れすぎました(笑)ちなみにイラストも自分が作りました。
一泊二日で、まず初日は”THE箱根観光”ということで大涌谷へ行きました。

大涌谷は地獄谷とも言われていた場所で、地面から湯気と硫黄のガスは吹き出していました。
自然の壮大さやものすごいエネルギーを感じることができる場所でした。
最近火山活動がまた活発になっていたのもあり、今年の1月に再び訪れることができるようになったばかりで、大涌谷をぐるっと回るルートは未だ通行止めという感じでした。
しかし、ロープウェイを降りたところから見える景色だけでもここにきたことを後悔させないものがありました!
次は、そのまま登ってきた方向と反対の方向に降りて行き、芦ノ湖の北に位置する桃源台に。
箱根というと蕎麦も有名らしいので、ここでは蕎麦を食べました。
そのあとは芦ノ湖を通る船の一つの”海賊船”で箱根町まで移動。(箱根町は元旦の箱根駅伝の往路のゴール地点でもあります。)

そのあとは、箱根をぐるっと回ってきたので、一風呂浴びに温泉へ!
せっかく箱根にきたので、一番標高が高いところにある温泉に入りに行きました。
箱根湯の花プリンスホテルです。実はここも日帰り温泉として入ることができます。

ここは箱根一七湯の一つ「湯の花沢温泉」が入れる唯一の場所で、内湯はピリッとした透明の源泉、露天が濁り湯の硫黄泉でした。一緒に行ったヤノ氏は入った温泉の中ではここが一番良かったとのこと。

そして、箱根神社へ!境内が広く、大きな木々に囲まれていて非常に神秘的な空間でした。
神社ってなんでか心が引き締まりますよね。なんででしょうかね?空気が澄んでいるからですかね?
正面が湖で、そこはまさにフォトジェニックなポイントでしたのでみんなで写真を撮りました。

そのあとは、日が刻一刻と沈んで行く中、強行して旧街道を下りました。
旧街道は東海道の一部で江戸時代に江戸から箱根に行く人のために整理された道です。整備されてからずっと立つので、結構道は険しいです。
前からその話をしていたのに、ヨザ氏はなぜか革靴で来て、怪我しないかヒヤヒヤしましたが、無事に降ることができました。道中はオフシーズンなのもあり、自分たち以外誰一人おらず、ヤノ氏とヨザ氏は歌いながら街道を歩いていました。

下った先にある休憩処の「甘酒茶屋」さんにお邪魔しました。
中は日本家屋風ですごく雰囲気が良いところでした。囲炉裏もありました。

名前の通り、甘酒が売りのお店で、これがものすごくうまかったです。僕は甘酒が苦手で本当に飲めないくらいなんですが、「今まで飲んできたのは甘酒ではない」と感じるほど美味しかったです。奥まったところにありますがオススメです!
お店には外国人も多く訪れるためか、店員さんが英語が堪能でした。

宿は「静観荘」さんに泊まりました。こじんまりとした作りの旅館で、お湯と料理が絶品でした。

二日目は、趣向を変えて美術館へ!
実は箱根には美術館が多く点在していたりします。今回はその中のポーラ美術館へとお邪魔しました。

紅葉も美しかったです。
ちょうど15周年企画展を開催中で、所蔵している絵画から選んだ100点で100年の美術史をめぐるという体験をしてきました。
思っていたより面白い絵画や珍しい絵画、そして名画が多くてメンバー全員とても満足でした。
個人的にはアルベール・マルケという画家の作品が好きなので、展示されていたのが良かったです(笑)。彼の絵は目立ちはしないけど、穏やかでずっと見てられるので好きなんですよね。家に飾りたいと思える絵って感じです。

そのあとは宮ノ下まで移動して、予約しておいた貸切温泉「函嶺(かんれい)」さんへ。
昔は旅館として経営していたらしいのですが、今は日帰りだけのようです。料金も一人700円と良心的な価格で、趣味としてやっている感じに近いと思います。
眺め、湯質ともにとても満足でした。

最後は、箱根湯本駅まで降りてきてお土産タイム。
スクールへは王道の「温泉まんじゅう」を買いました。買ったところはその日のうちに作って売っていて、三日くらいしか持たないとのことでしたが、やっぱり手作りのものに限るとおもい購入
(なんとかその日の授業終わりまでには帰ってこれたので、そのまま渡せました。)。
でもやっぱり最後風呂に入りたい!ということで、ツジ住職もオススメの「かよい湯治一休」さんへ!ここはシンプルな湯場で総檜風呂が真ん中にドンとおいてあるところでした。
締めに温泉というのもまた一興でした。
お湯疲れしないように早めに出て、スクールへ向かい箱根を脱出!
・・・ということで今回の箱根旅は無事に完遂することができました。
観光ではありましたが、自然のパワーや神社などの神聖な場所の感覚、美術へのふれあいなどもある充実した旅であった気がします。
僕個人としては、強行してところもあったので「箱根を味わい尽くしたい!」という場合は2泊ぐらいがいいのかなと思いました。
ということで今回はこの辺で。