去る土曜日、春のワークショップが開催されました。
ハムレット役デビューの夢やぶれた甲森です(-_-#)
やはり私、麻実れいさんじゃありませんしね・・・
というわけで(?)女性陣は、ガートルード王妃に挑戦しました。
無論、こちらにしても初役☆☆☆
目を皿にしてチェックしたDVDより、RSCの女優さんの一挙手一投足をマネしてみます。
シーンは最終幕、クローディアス王の牽制も聞かず、
みずから毒杯を呷るクライマックスシーンです。
「いいえ、いただくわ。どうか、お許しください。」
私がやると、飲みすぎを指摘されてふてくされた王妃みたいです。
どうしたものか~如何ともしがたい(-_-#)
帰り道、M川くんとも話しました。
・人真似するのは簡単と思っていたけど、
頭でわかっていることをカラダができないもどかしさがある。
・輸血や臓器移植したみたいな拒絶反応?
・この疲労感はなんだろうねえぇぇ~?
うんぬん
さて、帰宅して、原作Hamlet(英語)に当たってみたところ、
QUEENの同セリフは、こうなっていました。
“He’s fat and scant of breath.
Here Hamlet, take my napkin. Rub thy brows.
The Queen carouses to thy fortune, Hamlet. ”
えー! He’s hot でなくて、He’s fat ~?!
「息子は太っているから、息切れしている」~?!
ああ!これが有名な「ハムレット君でぶ説論争」?
私は思い出しました。
この王妃の一言をめぐり、どう訳すか。
はたしてハムレット君は悩める痩身の青年なのか、
はたまた、汗っかきの太った青年なのか?
の論争が長らくあったことを・・・。
ご興味のある方は、
河合祥一郎「ハムレットは太っていた!」(白水社)
にくわしいです。ご参照されたし!!
でぶハムレット~!!
太ったハムレットなんていやです(><)
真似は難しいですよね。。
自分の中にないものを取り入れるのは大変です。
自分にないものだったのか~!!納得。
5月のSHクラスも楽しみですね☆
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