Sakura,angelica,forever…

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どうも、こんにちは。花粉症なのか目がめっちゃ痒い日が続いているイソヤマです。

さて今回は、記憶力と創造力を使うゲームといつもと違うインプロをしました。

前半のシアターゲームは、(すいません、名前は聞き忘れました)車座になって、一人があるポーズをとります。そしたら、次の人は、そのポーズをやった後、そこから新たなポーズをとっていく、というものです。かつ、その次の人は、それまでのポーズをすべてやった後に自分のポーズを付け加えていきます。
…はい。もうお分かりかと思いますが、非常に記憶力を使います。
(このゲームは他のところでもやったことがあるので結構有名なものである気がします。)

個人的なポイントは、直前の動きと少し関連性を持たせた方が覚えやすいというところと、あんまり楽な方向に逃げないことだと思います。簡単なポーズをすることはできますが、やはり、記憶とそのポーズからのイマジネーションを楽しむゲームだと思うので、楽なポーズはその分得られるものも少なめ気がします。(あと、ただゲームを消化するためだけにやっても面白くないと個人的には思います。どうすればいいか考え、時に協力する、だから有意義であると考えます。)

そして、後半のインプロですが…
今回は、インプロ「有名作品」ということで、一回目は「ゴドーを待ちながら」二回目は「桜の園」を行いました。どちらも戯曲の設定全部を持ち込むのではなくその一部だけ取り出して後はインプロらしく自由にそしてその場で生まれるセッションを楽しみました。

「ゴドーを待ちながら」
ウラジミール:浮浪者、田舎道でゴドーを待っている。ゴドーは自分たちを救済してくれると信じている。
エストラゴン:浮浪者、田舎道でゴドーを待っている。ゴドーは自分たちを救済してくれると信じている。
場所の共通事項:真ん中を上手から下手に貫いて道があり、舞台奥部分に樹が一本立っている。

「桜の園」
ラネーフスカヤ(貴族):桜の園が競売にかけられることはなるべく考えないでいたい。何不自由なく暮らしていたい、昔のまま。
ガーエフ(貴族):ラネーフスカヤと兄弟。桜の園については何とかなると思う。別荘にして人に貸すのは嫌だ。ビリヤードがやりたい。
ロパーヒン:元農奴の家、相談役的な立ち位置、ラネーフスカヤとガーエフに事の重大性を伝えたい。桜の園を別荘地にするという案以外ない。
エピホードフ:執事、自分の不幸せが嫌になる。ギターにのせて語るのでみんなに聞いてほしい。同情してほしい。

今回は、エピホードフをやって、だいぶ自由にやらせてもらったので、個人的には楽しかったです。他の役を信じて、自分はある程度好き勝手にやることができたので、やはり協力したり、他者を信じて演じることの重要性を体感できた感じです。

ということで今回はここまで。
До свидания

1コメント

  1. まず、最後の写真の別役さん反ってるなあ(笑)
    日々のムーブメントって結構大事ですよね。
    別役さんレベルで身体をコントロール出来るようになると、演じてるときにも身体を自然と動かすことが出来ますからね。
    「ゴドーを待ちながら」のインプロは、その場に存在し続けることの難しさを感じましたね。
    舞台の上で何もしない。これってかなりの恐怖。その恐怖に耐えながら、あくまで、役に徹し、役の底から湧き上がってくる感情に応じて自然に行動する。そんな修行僧のようなスキルが求められますね。自分から何かを仕掛けようとすることも重要ですが、役の自然な欲求に従うことで生まれる自然な行動に身を任せるのもたまにはありかもしれません。バランスが肝要ですが汗

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