1/7スタニスラフスキーマスターコース①

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明けましておめでとうございます。石井です。
1/7スタニスラフスキー初めでした。
年末から「Imagination-想像力-」の章に突入しました。この辺りblog上がってないので総集編でざっくり紹介します。(投稿二度に分けます。)

まず始めに取り組んだのは、絵や写真からイマジネーションを得て解説するというワーク。
それを発展させて、Aさんがテーマを決め、Bさんが絵を決めて、Cさんがテーマに沿って絵を解説。
事実関係ではなくあくまで絵から膨らませた想像で語り続けるのがポイント。

想像力と脳をフル回転させたところで、「Justification-正当化-」のワークに入っていきます。
人間の行動は「時、所、状況」の作用をうけます。
例えば、ト書にただ「窓を開ける」と書いてあったとして、ト書にあるからって窓を開けるのと、理由付けがあって窓を開けるのと、どちらが活きた芝居に見えるか、言うまでもないでしょう。正当化ホント大事です。

カードにかかれた「穴を掘る」「本を買う」といった単純な行動を想像力で理由付け―正当化してシーンアクティングしていきます。
これを三週にわたってじっくり取り組んでいきます。
では、
①一人一枚行動カードを引き、シーンアクティングします。
②ペアワークです。二人で一枚引きます。ひとつの行動に二つの意味を込めるのもアリです。(ex.穴を掘るa埋蔵金を掘るb埋蔵金に釣られてついてきた憎いaの墓穴として掘る、とか)
③二つの行動を正当化。ペア(チーム)で二枚カードを引きします。
④ソロに戻ります。デクラン・ドネランの「8つのクエスチョン」に基づき、想像力を埋めて行きます。
おなじようにカードを引き、シーンアクティングするのですが、外野から「何をしているのか」「自分の名前」「何を感じているか」など質問を飛ばします。質問に答えながらシーンアクティングを続けます。

ここまでが年末までの流れです。

後編に続く。