サマーワークショップ1日目

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日焼け後の温熱便座は拷問だということを発見しました江面です。
……失礼しました。
22日サマーワークショップのレポートです。

テーマは『演技における「行動」と「感情」の関連性』。
様々な実験を通して、演技における行動と感情について考察してみました。
というと小難しそうですが・・・
特定の感情からどんな行動が生まれるか?ということと
特定の行動からどんな感情が生まれるか?ということを分けてやってみました。

1.「感情」→「行動」グループに分かれて、いくつかのシンプルな感情と少し状況設定(理由)の加わった感情を各自演じてみる。
同じ感情を違う人が演じたとき、どのような行動が生まれたか。その共通点、あるいは相違点。
2.「行動」→「感情」
指定された行動を演じてみる。連鎖性のある行動と脈絡のない行動、同じ行動でのスピードの違い、単純なポーズなど。その行動を通してどのような感情が生まれたか書き出す。

1をやったときは、無意識に生まれる行動は自然ではあるけれども自分のクセから出ていることが多く、行動の幅を広げるには他の人の行動を観察・吸収して意識的に使えるようにしていくとよいという話がでました。

2では関連性のある動きはそこから状況が自然と想定され、感情も自然と生まれてくることを体感できました。逆に脈絡のない動きは感情につながらず、身体と心のリンクが途切れて違和感や混乱が生じ、まさに『感情と行動は表裏一体である』ということが理解できました。
また、感情と行動には一連の「流れ」があって、行動から感情が、感情から行動が派生していくという話にも至りました。

アタマでわかっていることでもこうして実験的に体験してみることで、なるほどこういうことか~!と納得。面白かったです。(時計を見る→ラジオ体操をする→手をパンとたたく→腰に手をあてる・・・という行動で『?・・・・なんで??』ってなる感覚とか)
単純なポーズからも感情が生まれることも発見でした。(サイコロジカルジェスチャーbyマイケルチェーホフ。)

晩ご飯休憩をはさんで後半へ。

後半はアラン・エイクボーン作「ハッピー・バースデイ・トゥ・ミー」より一部抜粋したテキストを使って行われました。

台詞ごとの感情を書き出し、それに即して演じてみる。
台詞ごとの行動を書き出し、それに即して演じてみる。

はじめは台詞を言うことと書き出したものに即して演じることとで手一杯でした。ですが慣れてくると自分があらかじめ決めた行動と相手があらかじめ決めた行動とがかみあっていないところがわかってきます。
それが狙い。
行動・感情は相手のアクションによって実際は変化していくもので、それを役者はセンサーで感じとりながら演技しているのだ、というところで「即興」を加えた次回へ。

う~むよくできたプログラムです。

1コメント

  1. お疲れさまです。今はまだ小宮と名乗っている者です。
    サマーワークショップを受けて…。
    内容は江面大先輩の素晴らしいレポートがありますので、あえて省きます。
    初日、受けてみての感想ですが、実験的な内容が多かったわけですがめちゃくちゃ気持ち悪くてもどかしかったです。
    もちろん自分の演技が…。
    相手のリアクションを無視して自分のプランのみを遂行する演技は気持ち悪いっすね。
    でもそれを気持ち悪いと気づけるのはセンサーが正常に働いてるからと別役大先生の言葉が響きました。
    とまぁ気持ち悪い感じで初日は終わりました。
    僕的には普段レッスンで一緒になる機会の少ない諸先輩方、WSを受けに来られた方々がいる場が新鮮で楽しかったです。
    そして二日目へ…。
    コメント欄にこんな感想を書いていいのか迷いましたが、かまわず更新ボタンを押しちゃいます。
    ではお疲れさまでした。

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