あっという間の3日間。もう最終日です。
最初はウォームアップエクササイズとして、WANT(ほしいもの)についてのワーク。
ほしいもの、手に入れたいものを3つ書いて、そのあとはウォントシートの前哨戦として、
一方が受け入れて、一方が拒絶するということをペアでやってみました。
また、他には、一方が笑わせようとし、一方が同情を誘おうとする。
また、一方が軽視し、一方が誘惑しようとする。
そんな状況を即興でやりました。
今回のワークショップを通して一番感心したのは、
全体の戦略的な設計ですね。
うまくワークを通して、導入部を体験させ、同時に精力的・積極的にさせ、
後半の「夜」の内容に入っていきました。
Stagecraft(舞台ならではのルール)については、舞台上の動きと、身体の向きについての講習。
観客から見えやすいポジショニングを学びました。
アニマルの復習も。
前日によくyoutubeで動物を研究するようにといわれていました。
そのせいもあり、イキイキとした表現が出来ていました。
その後は、最終発表に向けて、パートナーと共に「夜」の練習です。
パートナー毎にテーマが違います。
「ロマンス」
「ミスコミュニケーション」
「不貞」
「アルツハイマー」
など、テーマの違いに加え、各役者一つのアニマルを設定、また一つのウォントを決めています。
最終発表はどこも見応えのあるものになっていましたよ。
ポールが強調していたのは、
1つの作品でも、これだけのバリエーションが生まれるということ。
つまり、それだけ優れた作品は奥が深く、多様に解釈できるし、俳優の創造性で無限の可能性を開拓できるということ。
また、演出家の指示を確実にすぐに実行することの大切さや、
大胆に積極的に演技することの大切さを教えていました。
全ての発表が終わった後は、輪になって振り返りを行いました。(トップの写真)
そして、終了後のパーティーに。
とても楽しく、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
動画もかなり撮ったので、のちのち編集して、youtubeにアップしたいと思います。
こちらのyoutubeチャンネルになるので、登録しておいてください。