Paul Parker Workshop3日目

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Paul Parker Workshop 2015

あっという間の3日間。もう最終日です。

最初はウォームアップエクササイズとして、WANT(ほしいもの)についてのワーク。
ほしいもの、手に入れたいものを3つ書いて、そのあとはウォントシートの前哨戦として、
一方が受け入れて、一方が拒絶するということをペアでやってみました。
また、他には、一方が笑わせようとし、一方が同情を誘おうとする。
また、一方が軽視し、一方が誘惑しようとする。

そんな状況を即興でやりました。

ポール・パーカー・ワークショップ
wantのゲーム
お願いする

今回のワークショップを通して一番感心したのは、
全体の戦略的な設計ですね。
うまくワークを通して、導入部を体験させ、同時に精力的・積極的にさせ、
後半の「夜」の内容に入っていきました。

Stagecraft(舞台ならではのルール)については、舞台上の動きと、身体の向きについての講習。
観客から見えやすいポジショニングを学びました。

横歩きの練習

Stagecraft

アニマルの復習も。
前日によくyoutubeで動物を研究するようにといわれていました。
そのせいもあり、イキイキとした表現が出来ていました。

飛び跳ねるまめこ

その後は、最終発表に向けて、パートナーと共に「夜」の練習です。

パートナー毎にテーマが違います。
「ロマンス」
「ミスコミュニケーション」
「不貞」
「アルツハイマー」
など、テーマの違いに加え、各役者一つのアニマルを設定、また一つのウォントを決めています。

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練習中

最終発表はどこも見応えのあるものになっていましたよ。
ポールが強調していたのは、
1つの作品でも、これだけのバリエーションが生まれるということ。
つまり、それだけ優れた作品は奥が深く、多様に解釈できるし、俳優の創造性で無限の可能性を開拓できるということ。

また、演出家の指示を確実にすぐに実行することの大切さや、
大胆に積極的に演技することの大切さを教えていました。

最終発表

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全ての発表が終わった後は、輪になって振り返りを行いました。(トップの写真)

Mr. Paul Parker

そして、終了後のパーティーに。
とても楽しく、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

動画もかなり撮ったので、のちのち編集して、youtubeにアップしたいと思います。
こちらのyoutubeチャンネルになるので、登録しておいてください。

贈り物

別役からの贈り物