ホームページ トップ

1.自分の役はどんな人物ですか?
能見諒子。
読んで字のごとく“あきらかによく見る者”、旧版の台本では「視覚奉納者」でした。
というと非常にカッコイイですが、どうみても「味覚奉納者」に思えてなりません。
基本、ざっくりした性格で、腹芸はしないタイプ。
食べていれば幸せ。
でも、おなかが空いたときなんかは、属する小さな社会での人間関係のちょっとした悩みに、必要以上にくよくよしてしまう神経質な一面も顔を出します。

2.役を演じる上で、どのような点が難しいと思いますか?
カメラいじり。メカ音痴なもので。

3.公演を通して、どのような点で成長したいと思いますか?
つかず離れず、体が忘れないくらいの頻度で、演劇続けてきています。
が、ふりかえってみるに、2001年頃より後、私は演技指導みたいなモノを一切受けていないことに気づきました。 演劇ちゃんと習うのも人生初めてですが、そのおかげで「なくて七癖」ともいうべき、数々の課題を指摘いただくことができました。
もちろん月謝9,000円かそこら(笑)で、積年の悪癖がつるりと消えようはずもなく、いばらの道が予想されます。この公演を通して、せめて開放だけじゃない演技をちょっぴりできれば良しとしよう、といったところでしょうか。
それから、 I Do I Want メソッド、マスターできたらうれしいです!

4.SKY SOART ψ WINGSの舞台に立つ、あなたの中での意味は?
SKY SOART ψ WINGSでは、今回が初舞台です。
ちがう劇団の舞台に出てみるのって、プチ転職体験のように思われます。
初めての仲間と、お話と、経験と、初めて尽くしで、あまりの緊張にくたびれはてましたが、2009年は忘れ得ぬ年になりそうです。 3.とも重複しますが、今までの経験をいったん白紙に戻し、ここの流儀に従ってみる。その態度で行きたいものです。

5.「あなたが視覚に関する芸術作品を創るとしたら、どのような作品を創りますか?」
自分が創造するなら、やはり建築物。
後世に残るタージマハルや、アンコールワットのような壮麗な建築。
まずは土地から買わなければ〜!
となると、手元に置いて愛玩したくもあるので、日本の誇る食品サンプル技術で作る「巨大銭湯サンプル」なんてどうかな。シャワーのしずくが、ちゃんと宙を飛んでるような。(急に卑近。)

人にこしらえてもらえるのなら・・・ルドルフ・サントニックスに作ってもらった家!
愛読書「終りなき夜に生れつく」に出てくる天才建築家です。
ぜひ、彼に終の棲家を依頼したい♪


能見諒子役 甲森文子